2019.02.21
今年の第9回国際科学映像祭ドームフェスタは、足立区ギャラクシティのプラネタリウムシステムを特別に許可のもと最新のAmateras Serverに置き換えて実施されました。
ギャラクシティは5台の4Kプロジェクターを使用した7Kドームシアターですが、こちらにつなぎ込んだ1台のAmateras Serverから、リアルタイムスライスとアップコンバージョンをかけながら40を超えるドーム映像作品を上映しました。その一切の同期ズレやフレームドロップのない安定した上映品質には、国内外の著名なドーム監督の方々からも満足の声をいただきました。
事前にDropboxで集められた4K解像度の高品質ドームマスター動画ファイルをそのまま再生することで、これまで1か月近くかかっていたドームフェスタの上映準備を不要にしました。世界のドームフェスタを見回しても、これまでこの規模のドームフェスティバルをここまでシンプルに実現した例はありません。
ドーム映像作品の上映のみならず、Amateras Serverのライブ映像入力機能を使って、Stella Dome Proによるプラネタリウム上映、J-Walt氏によるリアルタイムドームパフォーマンスもシームレスに行うことができました。また弊社のプレゼンテーションの中では8Kドーム映像(SCALE Factory 糸屋覚氏提供)のリアルタイムスライス上映も披露し、多目的利用ができるドームシアターシステムとして理想な形を完璧な形で実証することができました。
詳しくはドームフェスタ内でご紹介したプレゼンテーション資料をご覧ください。
今後、世界のプラネタリウムやドームシアターが同様にパワフルで可能性に満ちた場所に変わっていくことを願っています。