News

ニュース

最新の導入事例や取り組みをご紹介します。

第13回 国際科学映像ドームフェスタを開催

2025.02.05

2月4日と5日の2日間、足立区ギャラクシティのプラネタリウムにて第13回国際科学映像祭ドームフェスタが開催されました。今年は諸事情で会期が2日間となりフルサイズのドーム映像作品の上映は無くなりましたが、特別企画を中心とした内容の濃い盛況なイベントになりました。

1日目は学生制作によるドーム作品の一挙上映企画で、武蔵野美術大学、東京工芸大学、玉川大学、東海大学から30本を超える作品が集まりました。ほとんどが初めて取り組んだドーム映像制作の成果で、フレッシュで野心的な作品が多く印象的でした。学生同士の交流、業界関係者との交流の機会にもなり、今後に続く新しい風を感じる良い企画となりました。午後のショートフィルムコンテストでは、今年も海外から多くの力作が集まりました。
2日目は大きく趣向を変えて、プラネタリウムにおけるリアルタイムコンテンツの活用について終日デモやディスカッションを行いました。弊社高幣によるリアルタイムドーム映像の技術的なオーバービューの資料をこちらで公開しています。これに続いて、JAXAのドーム展示実演デモ、Mitakaのライブイベント活用、ドーム内でのアンビソニック音響デモ、インタラクティブに3Dモデルを開設するための新ツールの紹介、ゲームエンジンを使ったプリレンダードーム映像の制作手法、インタラクティブなドーム映像という新しいコンテンツ形式の提案など、多岐にわたる興味深い話題が展開されました。
次回第14回 国際科学映像祭ドームフェスタは今年2025年の秋ごろに開催の予定です。ぜひご参加ください。