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最新の導入事例や取り組みをご紹介します。

Mitaka/Mitaka Plusに「はやぶさ」を追加

2010.05.26

まもなく帰還をむかえる小惑星探査機「はやぶさ」の、軌道と3Dモデルの表示機能をMitakaおよびMitaka Plus/Proに追加いたしました。Mitakaには探査機を追加する機能がないため、プログラム自体の置き換えになります。Mitaka Plus/Proでは最新版へのデータ追加のみで表示が可能です。いずれもこちらからダウンロードできます。はやぶさの表示方法などについては、それぞれのファイル内にある「はやぶさの表示について.txt」ファイルを参照して下さい。


はやぶさをターゲットにして時間を進めていくと、太陽系の中をはやぶさと一緒に飛び回ることができます。はやぶさの旅の道のりや地球までの距離をぜひ体感してみて下さい。なお、軌道精度は1万km以下なので、はやぶさの打ち上げやスイングバイ、イトカワへの接近や地球への帰還などについて、厳密な軌道再現は期待しないで下さい。軌道表示は1日ごとにサンプリングされた線形補間になっています。

軌道データはJAXAの吉川真先生から提供していただきました。3Dモデルデータは有限会社ライブから、全天周映像「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」で使われたモデルのうちの低解像度モデルをご提供頂きました。はやぶさの旅を堪能するには、ぜひお近くのプラネタリウムでこちらの映像をご覧下さい。とにかく必見の出来です。Blu-ray/DVDの発売も決まったとのことですので、合わせておすすめします。

このタイミングでの「はやぶさ」追加の実現には、JAXA有限会社ライブならびに菊川真以さん(つくばエキスポセンター)、半田利弘先生(東京大学)にご尽力いただきました。ありがとうございました。

追記:「窓の杜」で紹介記事が掲載されています。

追記(2010/6/1):Mitakaの「はやぶさ」が太陽電池パドルを太陽に向けるよう修正しました。

Hayabusa Itokawa