2012.11.26
11月23日に東京オペラシティコンサートホールで開催された冨田勲制作の「イーハトーヴ」交響曲世界初演公演に映像システムで協力しました。世界的に有名な巨匠 富田勲と初音ミクという異色のコラボレーションで非常に話題となった公演です。日本フィルハーモニー交響楽団や合唱団、計約300人の演奏に合わせてライブで初音ミクが歌い踊るという、技術的にも非常に難易度の高いステージでした。この交響曲の山場、「銀河鉄道の夜」のシーンで、やはり演奏に合わせたライブ操作によってUniviewを使った宇宙映像をステージ背景に大きく投影しました。およそ映像の投影など想定されていないコンサートホールですが、パイプオルガンに無数の星がきらめいて、とても印象的な空間になりました。
本番中はライブ操作で手が離せなかったため、リハーサル時の記録写真からご紹介します。(様々な映像を投影しながら世界観を練っている様子なので、実際には未使用の映像も含まれています。)今後、このコンサートの収録音源や特別番組なども公開されていくということなので、ぜひご注目ください。